シン・エヴァから学ぶ「決める」
こんにちは。
ライフコーチの大野 貴之です。
ブログへのご訪問ありがとうございます。
シン・エヴァから学ぶ「決める」
この週末でずっと見たかった
シン・エヴァンゲリオンを見に行きました。
僕はリアルタイム世代より少し下なんですが、
それでも15年くらいの付き合いでして、
その物語がようやく完結したのは、
感慨深いものがありました。
さて、今日はそのシン・エヴァの中で、
とてもいいセリフがあったので、
それを元に『決める』についてお話しします。
ざっくりそのセリフの背景を説明すると、
主人公の「シンジ」とその仲間の「アスカ」
2人ともエヴァのパイロットです。
しかし諸々の事情により、
アスカの乗るエヴァが敵に侵食されてしまい、
シンジがアスカを敵として、
処分しないといけない状況になりました。
しかしシンジは、
「嫌だよ!!!!」
「そんなのできるわけないよ!!」
と、頑なに命令を拒否します。
その結果、シンジのエヴァは
自動操縦モードに切り替えられ、
シンジの意思とは関係なく、
アスカのエヴァを処分してしまいました。
しかもかなり残虐に……
その後、アスカは一命を取り留めており、
しばらくしてシンジと再会します。
しかしアスカはシンジに対して怒り心頭。
「アタシがどうして怒ってるかわかる?」
シンジは答えられません。
そしてまたしばらく時間が経ち2人は再開。
そしてシンジはこの前の問いに答えます。
「ようやくわかったんだ、
アスカが怒ってる理由」
「僕がアスカを倒すのか助けるのか、
決断することから逃げて他人任せにしたから」
「本当にごめん…」
それを聞いたアスカは、
あんたも少しは大人になったってことね
といってその場を去りました。
はい、映画のセリフは以上です。
前置きが長くなりすみません(笑)
僕がこの話で一番お伝えしたい所は、
決断することから逃げて他人任せにしてしまった
といった部分です。
一見シンジはかわいそうに見えますよね。
確かにその状況に陥ったという点では、
とてもかわいそうだと思います。
でも「倒す」と決めていたら、
もっと楽に倒せたかもしれませんし、
「助ける」と決めたら、
何か方法があったかもしれません。
しかし、そのどちらにも
【決めなかったことで】
最悪の結果を招いてしまったんです。
これが【決める】ことの大切さです。
ここまで壮絶な状況ではなくても
僕らの日常でも決断を迫られる状況は
気付いてないだけで多々起こってます。
そして人生がうまくいかないと
悩んでいる人はシンジと同じように
こういった大事な決断から逃げて、
人のせいにしている人がとても多い。
かつての僕自身もそうでした。
でも自分ではそれに気づいてない。
それどころか、
自分には才能や能力がないのが悪い、
運が悪い、誰々が悪い、だから仕方ない
そんな風に考えていました。
でも一番の原因は
【自分で決めていない】
って所なんだと思います。
もちろん決めたからといって、
全てがうまくいくとは限りません。
でも良い結果も悪い結果も
自分の決断で起きる結果を受け止めて、
また次の決断まで進んでいく
これこそが、自分の人生を生きること。
つまり『自分らしく生きる』だと思います。
あなたはどうですか?
もし運が悪い、〇〇が悪いと
普段から思うことが多いようなら、
一度、考えてみて下さい。
本当に自分で決めていますか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ライフコーチ 大野貴之