「思い込み」に気付けば「見え方」が変わる
こんにちは。
ライフコーチの大野 貴之です。
ブログへのご訪問ありがとうございます。
「思い込み」に気付けば「見え方」が変わる
これまでも何度かお話ししましたが、人は多くの思い込みに囚われて生きてます。
それは人生を決めるほど大きいものから、性格で済まされるような小さいものまで様々。しかも自分ではほとんど気付けません。
そして大小に関係なく、人はこの思い込みに気付けた時には世界の見え方がパッと変わるんです。
僕はコーチングやセラピーを受けて自分の思い込みと向き合ってますが、今でもやっぱり新しい思い込みがあったと気付かされることがあります。
例えば最近もこんなことがありました。
僕は日中は会社勤めをしていますが、そこではメディアの運営を任されてます。
ただ、新規開拓のような仕事を任されることが多く、ここ1年くらい自分の担当した仕事がことごとく失敗つづきだったんですね…
だから僕は、『自分の評価はかなり低い』とずっと思っていたんです。
会議中の社長の僕に対する態度もイライラしてる「ように見える」し、他のチームメンバーからも冷ややかな視線をいつも「感じる」。
そんな日々だったので、正直会社に居づらいとさえ最近は感じ始めていました。
しかし最近上司と面談がありました。そこで今感じている不安を正直に上司に伝えてみたところ、
「え、社長も僕も大野さんの評価は高いですよ。」
みたいなことをあっさり言われたんです。
僕が責任を感じていた新規開拓の失敗は元々うまくいくか不明瞭だった所をここはダメだとはっきりさせただけで失敗ではない。
それよりも他のメンバーを率いて新規開拓を進めていけるマネジメント力を評価している。そんな風に言って頂きました。
つまり僕が悩んでいたことは、全て「僕の思い込み」だったんですね。
そして会議中の社長の態度やチームメンバーからの視線も、全て僕の思い込みが作ったものだったというわけです。
これが思い込みの怖い所ですよね。一度思い込むとどんどん関連づけて思い込みを強化してしまうんです。
ちょっと恥ずかしい話でしたが、こういった些細な思い込みって皆さんの日常の中でもけっこうあるんじゃないかと思います。
そして思い込みに気付けた時、胸に合ったモヤモヤが一気にすーっと消えていきます。
こんな些細なことでも、心理的に与える影響はやっぱり計り知れないものです。
ここまで長々と話してきましたが、要するに一番伝えたいのは日常で不安や不満を感じた時、それが実は自分の思い込みじゃないか?を常に意識して考えるようにしてみて下さい。
そしてそれを考えるにはこんな問いがおすすめ。
「それって本当に本当?」
これは僕がかつてのマイコーチからよくして頂いた問いです。
脊髄反射的に「いや、本当ですよ!!」と言いたくなるのを抑えて、落ち着いて深呼吸してから自分に問いかけてみて下さい。
もしかしたら、目の前の視界が広がるかもしれませんよ!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ライフコーチ 大野貴之