感情を「感じ切る」ってどゆこと?
こんにちは。
ライフコーチの大野 貴之です。
ブログへのご訪問ありがとうございます。
感情を「感じ切る」ってどゆこと?
ここ数日は感情について色々とお話しさせてもらってます。
- 感情には「本物」と「偽物」がある
- 「本物」は感じ切ると消える
- 「偽物」は感じ切っても消えない
まとめるとこういった内容でした。
でも、ここで1つの疑問が人によっては浮かぶかもしれません。
それは、「感情を感じ切るってどうやるの?」といった疑問です。
今日はそういった疑問にお答えすべく「感情を感じ切る」についてお話しします。
といっても特別なスキルはいりません。普段意識してないだけで、誰でも感情を感じ切ることはできます。
まずは目をつむって深呼吸してください。そして自分の中にある嫌~な感覚に意識を集中してみて下さい。
- どんな気持ちがするのか?
- 身体のどこで感じるのか?
そういったことを言葉にすると、より感じやすくなるかもしれません。
そして大事なポイントは、『どうにかしようとしない』ことです。
しっかり感じよう!とか、
ちゃんと言葉にしよう!とか、
意識して何かをしようとするとかえって感情がわかりにくくなります。
ただ、自分の中にある感情と一緒にいるような感覚。その感覚を静かに続けて下さい。
そうしているうちに、何か変化が起きるかもしれません。
- 誰かの顔が浮かんできたり
- 昔の思い出が甦ってきたり
- 最初とは別の感情を感じたり
そういった変化に気付いたなら、次はそれに意識を集中します。
そして何も感じなくなる、もしくはスッキリするまでそれを繰り返すだけです。
一番わかりやすい変化が起きるのは「悲しみ」の感情です。
「悲しみ」をしっかり感じると、やはり涙が出てきます。
そしてそのまま感じ続けると、徐々に心が落ち着いてくるでしょう。それが「悲しみ」を感じ切った状態です。
「恐れ」の場合もほぼ同じですが、1つ注意すべきポイントがあります。それは、『目は開けたままにすること』です。
目をつむったまま「恐れ」を感じ続けると、暗闇の中で恐怖がどんどん膨らんでしまいます。
人によっては感じないようにしていた大きな恐怖が隠れている可能性もあるので、1人でそれを感じるのは少し危険です。
大きな恐怖を一気に感じ切ってしまうと、パニックになったり発作がおきたりします。
なので「恐れ」に関してはあまり1人で感じ切らないようにしてください。
最後に「怒り」についてですが、これだけは少し感じ切る方法が異なりますが、それについてはまた明日のブログに書いてみますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ライフコーチ 大野貴之