自分を責める目的があるとしたら?
こんにちは。
ライフコーチの大野 貴之です。
ブログへのご訪問ありがとうございます。
自分を責める目的があるとしたら?
物事がうまくいかない時、何かに失敗してしまった時、誰かに迷惑をかけてしまった時…
「はぁ…なんで自分はダメなんだろう」
みたいに自分を責めてしまうことってありませんか?
僕は昔から自分を責めることが多く、失敗するとすぐに落ち込んでいました。
一度落ち込むとどんどん負のループに入り、自分を責め続けて苦しくなるんですよね。
ですが、ここ数日お話ししてるように、本来、感情には必ず目的があります。
何かを守るために「怒り」を感じたり、辛い出来事と訣別するために「悲しみ」を感じたり。
その状況に適切な感情(=本物の感情)を使って、人は問題を乗り越えていくんです。
でも、「偽物の感情」の場合はその状況にとって適切ではないので、いつまで経っても問題は解決せず苦しいままなんですよね。
さて、話を戻しますが、「自分を責める」時はどうなっているでしょうか?
もし、自分を責めることで、問題を乗り越える力が沸き起こってくるのであれば、それは適切な感情と言えますよね。
ですが、おそらくほとんどの方は、自分を責めても苦しくなるだけで問題は解決しないのではないでしょうか?…少なくとも僕はいつもそうです(笑)
であれば、それは適切でない「偽物の感情」だと言えます。
ですが、たとえ「偽物の感情」でも必ず何かしらの目的はあるんです。
感じたくない何かしらの感情を隠すために使われたり、他人をコントロールしたり、他人に助けてもらうために使われるような場合もあります。
つまり僕が言いたいのは、自分を責めても無意味だよという無慈悲な話ではなく、
『自分を責める目的は何だろう?』
そんなことを一度考えて欲しいんです。
- 自分で自分を責めていれば他人には責められないから…
- 自分を責めて落ち込んでいれば誰かが優しく慰めてくれるから…
- 本当は悲しい/腹が立つけど、それを感じたくないから…
人によって色んな理由が出てくるんじゃないかと思います。
そして何らかの理由が自分の中に浮かび上がれば、こう考えてみて下さい。
『それは目の前の問題を解決するのに本当に必要?』
『目の前の問題を解決するのに自分ができる最善の方法は何だろう?』
そうやって一度頭をフラットにして冷静に考えることで、今やるべきことが自然に浮かび上がることもあります。
自分を責めるクセがある人は、一度試してみて下さいね。僕自身もよくやってますので(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ライフコーチ 大野貴之