「やめたいのにやめられない」の正体
こんにちは。
ライフコーチの大野 貴之です。
ブログへのご訪問ありがとうございます。
「やめたいのにやめられない」の正体
ここ数日ビリーフの話をしていますが、
その際、人の行動パターンの流れが
以下のようになっているとお話ししました。
場面→思考→感情→行動
そして場面と思考の間にビリーフがあり、
それはまるでかけている色メガネによって
見える世界の色も変わってしまうように、
同じ場面でも人によって思考が変わります。
しかし「感情」→「行動」の間は、
実はすごくシンプルになっています。
というのも、
『人は必ず快楽を求めて苦痛を避ける』
ようにできているからです。
つまり、
感情が「快・楽」なら行動は「やる」
感情が「苦・怖」なら行動は「やらない」
の2パターンしかないんですね。
ってことは、
【やめたいのにやめられない】
ような時って何が起こってるんでしょう?
例えば、お酒とか、タバコとか、
ダイエット中のお菓子とか、
頭では辞めた方がいいとわかってるのに
どうしても辞められないような時です。
誰もが一度は経験があるかと思います。
…なんとなくお気づきかもしれませんが、
こういう時も答えはシンプル。
それを辞めて得られる快楽よりも、
【それを辞めない快楽の方が大きい】
これがやめたいのにやめられないの正体です。
要するに本気でやめたいと思ってないんです。
例えばタバコをずっとやめられなかった人が、
肺がんが見つかった途端、きっぱりやめられた。
(僕の知り合いの話ですが笑)
これはタバコで得られる快楽よりも、
タバコで死ぬ恐怖が上回ったんです。
だから厳密に言うと、
やめられないのではなく、
『やめたくない』だけ。
もしあなたにも
「やめたいのにやめられないこと」
があるとしたら、
それをやめないことで得ているものは何だろう?
そんなことを自分に聞いてみると
何かがわかるかもしれませんね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ライフコーチ 大野貴之