その「理想」も「手段」の1つにすぎないかも
こんにちは。
ライフコーチの大野 貴之です。
ブログへのご訪問ありがとうございます。
その「理想」も「手段」の1つにすぎないかも
コーチングではまず「理想」を描き、そこに向けてどう進んでいくかを探っていくアプローチを取ります。
もしかしたらこれを読んで下さってる方の中には自分の目指す「理想」をお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、実はこの「理想」って曲者です。
というのも、人って意外と自分の本当の理想には自分で気付いてないものです。
そして僕たちが掲げている「理想」も、実は本当の理想のための「手段」である可能性もあるんですね。
どうしてこんな話をしているかというと、人は時々、目の前の「理想」に囚われて「本当の理想」を見失うことがあります。
例えば理想が「年収1000万」だという人を例にあげてみますね。
この人は理想のために毎日遅くまで残業したり、家にいる時間のほとんどを副業に費やす必要があるかもしれません。
そうやってがむしゃらに頑張った結果、なんとか年収1000万は達成した!…でもあまりに仕事ばかりだったので家族との仲は崩壊してしまった…
あれ、なんでこんなことに…本当は家族を幸せにしたくて年収1000万を目指していたはずなのに…
かなり極端な例でしたが、これが「本当の理想」を見失った状態です。
この場合だと、「家族を幸せにしたい」が「本当の理想」で「年収1000万」はそのための「手段」に過ぎなかったということになります。
ですが、その手段を「理想」と思い込み、そこに固執してしまうあまりに本当の理想を見失ってしまったんですね。
こうならないためにも自分の本当の理想は何なのか?は、常に意識して欲しいと思います。
そして、あなたが今目指している「理想」も、もしかしたら「手段」の1つに過ぎないことを改めて考えてみて下さい。
最後に本当の理想を見つけるための質問を。
あなたが目標を達成した状態になったら、
『その先で本当に望んでいるものは何?』
今掲げてる目標に照らし合わせて、一度自分に問いかけてみて下さいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ライフコーチ 大野貴之