~自分を諦めてる人が、自分を知り、自分の人生に挑戦するために~

不安を解消するには不安について知るのが一番!?自分の不安を知るための3つの方法

 
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自分を諦めてる人専属ライフコーチ 1986年兵庫県生まれ。元社畜SEで2017年にうつ病と椎間板ヘルニアを発症して退職。直後にライフコーチングと出会う。自分を諦めてきた人生を振り返り、「何もない」のではなく「何があるか見ようとしていない」自分に気付く。人の可能性に触れる生き方に使命を感じ、「自分を諦めている人」の人生への挑戦をサポートする為、ライフコーチとして活動開始。
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こんにちは。

ライフコーチの大野貴之です。

今日は何をするにもいつもついてくる嫌なやつ…『不安』について書いてみます。でも残念ながら不安の解消方法ではありません。それよりももっと前段のこと。

そもそもあなたは自分の不安についてどれくらいわかっていますか?

そんなお話をしたいと思います。

 

まずは自分自身の不安について知る

「来週のプレゼンうまくできるだろうか……」

「あの人に嫌われてしまったらどうしよう……」

「なんだかわからないけど漠然と不安だ……」

などなど、人はあらゆる場面であらゆる不安に襲われていますよね。中には全く平気な人もいますが、逆に何をするにも不安だと言う人もいます。

そして、多くの人が『どうすれば不安は解消するのか?』といったノウハウを求めて、今日もネットをさまよっていることでしょう。

確かにノウハウは大切です。適切な方法で対処すれば不安はうまく消えてくれたり、そもそも不安にならなくなるかもしれません。

ですが、僕はそれよりも前にもっと大切なことがあると思っています。それは『自分自身の不安について知ること』です。

  • 「あなたの不安はどれくらいの大きさですか?」
  • 「あなたは何がどうなることが不安なんですか?」
  • 「その不安はコントロールできるものですか?」

こういった質問をされた時に、すっと答えることができるでしょうか?人は不安だ不安だと言いながら、その不安のことを実はほとんどわかっていません。

ですが、どれだけノウハウを学んでも、その不安についてちゃんとわかっていなければ、そもそもそのノウハウが効くかどうかもわかりませんよね。だから、まずは不安について知ること。それが全ての大前提です。

 

自分の不安を知るにはどうすればいい?

では、どうすれば自分の不安について知ることができるのか?そのための方法をいくつかご紹介したいと思います。

 

不安に点数をつける

最も手軽であるにも関わらず、意外にも効果が高いのが『不安に10点満点で点数をつける』といった方法です。

今までに経験したことのないような不安なら10点、全く不安を感じないなら0点といった感じで点数をつけてみて下さい。

そんなことをして何の意味があるの…?と思うかもしれませんが、実はこれは心理カウンセリングの世界でも使われる定番テクニックで、点数をつけるだけでも少し不安が軽減するといった効果があります。

「今6点の不安を感じているから、せめて4点くらいになるよう対策を考えてみよう」など、漠然と正体のわからなかった不安も、点数がつくことでなんとか対処できそうな気分になります。そのわずかな心のゆとりが安心感を生むんです。

健康診断で「内臓脂肪が多くて危険ですよ」と言われるよりも「内臓脂肪が基準よりも10%多いですよ」と言われた方が安心するのと同じですね。

 

身体の状態をスキャンする

次におすすめなのが、『身体の状態をスキャンする』といった方法です。

不安を感じた時、身体の各部分はどんな状態になっているのか?眉間にしわはよっていないか?肩に力が入っていないか?胃がきゅっとなっていないか?などの状態を知ることで、不安との関連性を知ることができます。

具体的には以下のステップで身体の状態をスキャンしてみてください。

リラックス

頭のスキャン

上半身のスキャン

下半身のスキャン

まずは椅子にすわる、横になるなどして前進をリラックスさせてください。その後、頭→上半身→下半身と身体の状態をスキャンしていきます。

具体的には眉間、アゴ、首、腕、胸、腹部、太もも、ふくらはぎ、つま先の9ヶ所を意識すればいいでしょう。慣れてくればもっと細かくスキャンしてもいいと思います。

 

不安日記を毎日つける(記録をつける)

最後にここまでご紹介した2つを利用して、『不安日記をつける』ということをおすすめします。ちょっとネーミングが逆に不安を煽るかもしれませんが…(笑)まぁただ単に日記をつけるということです。

いつ不安を感じたのか?」「何がきっかけで不安を感じたのか?」「その時何を感じていたのか?」そういったことを毎日記録していくことで、客観的に自分の不安を見ることができるようになります

具体的には以下の内容を日記に書いていけばいいでしょう。

  • 時間
    ⇒いつ不安を感じたのかを書きます
  • 不安度
    ⇒不安の点数を書きます
  • 状況
    ⇒不安を感じた時の状況、きっかけを書きます
  • 原因
    ⇒その状況が起きた原因を書きます
  • 反応
    ⇒不安になった時の身体の反応や感情を書きます

これらの内容を毎日記録してください。書くタイミングはいつでもいいですが、夜寝る前に書くと不安が軽減されると言われているので特におすすめです。

 

ある程度不安の記録が溜まったら

また、ある程度記録が溜まってきたら以下のような観点で不安を見てみるのもいいかもしれません。

  1. 自分の中の不安ランキングを作る
  2. 自分でコントロールできる不安か色付けする

 

1.自分の中の不安ランキングを作る

毎日記録していくことで、自分がどんなことに不安を感じやすいのかが見えてくるかと思います。そしてその中でもトップ5ランキングを作ってみましょう。そうすることで、自分が向き合うべき不安がはっきりとしてくるはずです。

 

2.自分でコントロールできる不安か色付けする

そもそもその不安はコントロールできるものでしょうか?今の職場がブラックで毎日が不安という場合は、転職することで不安は解決できるかもしれません。しかし、寒いのが苦手だから冬が来るのが不安…なんて場合はいくら抵抗してもどうしようもありません。

これらは極端な例を出しましたが、意外にもこの色付けをしていないことが多いです。まずは、その不安はどうにかできるものなのか?毎日の記録を続けていくと同時に、そういった色付けができるとベストだと思います。

 

自力で困難ならコーチングを受ける

ここまで自分の不安を知る方法をご紹介してきましたが、それでも自分一人ではなかなか難しいと感じるかもしれません。そんな時には、『ライフコーチをつける』というのも一つの選択肢としておすすめです。

ライフコーチングでは、あなたが何を感じているか?何があなたを不安にさせているのか?などと向き合う最高の環境を提供します。

ライフコーチングって何?という方は、以下の記事もご参考にしてください。

ライフコーチングとは

 

まとめ

いかがだったでしょうか。不安ってなんとなく感じているものの、具体的に何がどう不安なのか、あまり考えたことのある人はいないんじゃないかと思います。

しかし、それこそが不安が消えない一番の原因です。人間は正体のわからないもの、得体の知れないものを本能的に恐れます。だから不安を解消するには、まず不安について知ること。それが何よりもまず大切なんです。

今日ご紹介した方法によって、不安の正体について知ると同時に、あなた自身のことを知ることにもなるでしょう。そして自分を知ることは幸せに生きるためには不可欠なことです。

これを機に、あなたがもっとあなたのことを知り、あなたのことを大切にし、あなたらしい人生を生きていけることを心から願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ライフコーチ 大野貴之

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